まったくの別物です。例えば、超高層ビルの20階にあった会社が50階に移転したとき、この会社の郵便番号は階数に連動して変わります。
*超高層ビルの多くは、郵便番号の下2ケタが階数と連動しています。
〈例〉六本木ヒルズの場合 1階 〒106-6101、30階 〒106-6130、54階 〒106-6154
これは広告校正では常識でも、書籍校正の本には書かれていません。その代わり、書籍校正ではおなじみの「振り仮名のルール」など、広告校正はお手上げです。専門分野が少し違えばそれは趣味のレベル、プロではありません。
Q ほかに違うところはありますか?
新聞広告で「たちまち30万部!」という本も、初版で印刷するのはごくわずかです。しかし広告の場合、百万部のカタログ、1千万枚のチラシ、どれもいっぺんに印刷します。もし印刷後に決定的な誤りが見つかり、刷り直すことになったら大事件です。
だから広告校正のほうがたいへん、と言うつもりはありません。ただ、今校正している通販カタログが、2トントラックで千台分も印刷されるのかと思うと…顔が引きつります。
Q 校正マニュアルを気前よく公開していますが、お仕事は減りませんか?