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誤字脱字防止法

字の間違いを指摘され、恥ずかしい思いをした経験は誰にでもあるはずです。誤字脱字は小さなミスです(さすがに「おこと教室」が「おとこ教室」だったら大問題ですが)。しかしその裏にはさまざまな問題が隠れています。

見直す余裕がない、指摘されたら謝ればいい、ミスに対する関心が低い…。小さなミスを直そうとするかしないか、これは大きな違いです。

誤字脱字を「たいしたことないさ」で片付けてしまう人は、事故を引き起こす要因をいくつもかかえています。反対に「失礼なことをして申し訳なかった」と受け止める人は、もともと誤字脱字をほとんどしません。そして何を書いたかまでよく覚えています。

誤字脱字を減らすには、誰かに読んでもらうのが一番です。人間には思い込みや錯覚という盲点があり、何度も読み返したから大丈夫とはなりません。

ある有名な神社でおみくじを引いたときのこと。「運勢」のところの姿勢が姿勢になっていました。大勢の人の目にふれる印刷物は、ぜひ最終チェックをプロの校正者にお任せください。チェックが1回だけでしたら、そんなに費用はかかりません。

*校正クイズ [詳しく見る]


《ダンク校正マニュアル》
誤字を覚えよう
「この字、間違ってますね」「あれ!? 何回も見たんだけどなあ」。お客さまの持って来られたカタログをさっと眺めただけなのに、誤字が目に飛び込んでくることがあります。

誤字のパターンをたくさん覚えていると、危険な字が出てきたときに「正しいか」ではなく、「あの字になっていないか」と見ることができます。

なら蜂、横なら横、茶なら茶、内肉なら内肉、々麺なら々麺、週誌なら週誌、り出し物ならり出し物、量設計なら量設計、面入力端子なら面入力端子、熱防止センサーなら熱防止センサー、期待にえるなら期待にえる、古都をねるなら古都をねる…。調豆乳と無調豆乳はややこしいので要注意。

このパターンを増やすには、うっかりしそうな誤字に出合ったらこまめにメモを取ることです。1年もすればベテランと同じ「経験値」になれます。そうなれば、紙面(誌面)のこのあたりに何かありそうだとピンときます。

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