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誤字脱字を9割減に
 字の間違いを指摘され、恥ずかしい思いをした経験は、誰にでもあるはずです。
 誤字脱字は小さなミスです(さすがに、お
状がお状だったら大問題でしょうが)。しかし、その裏にはさまざまな問題が隠れています。見直す余裕がない、指摘されたら謝ればいい、ミスに対する関心が低い・・・。小さなミスを直そうとするかしないか、これは大きな違いです。

 誤字脱字を「たいしたことないさ」で片付けてしまう人は、事故を引き起こす要因をいくつもかかえています。反対に「失礼なことをして申し訳なかった」と受け止める人は、もともと誤字脱字をほとんどしません。そして何を書いたのかまで、よく覚えています。
 誤字脱字を減らすには、
誰かに読んでもらうのが一番です。人間には“思い込み”“錯覚”という盲点があり、「何度も読み返したから大丈夫」とはなりません。

 ある有名な神社で「おみくじ」を引いたときのこと。運勢のところで、姿勢が姿勢になっていました。大勢の人の目にふれる印刷物は、ぜひ最終チェックをプロの校正者にお任せいただければと思います。チェックが1回でしたら、そんなに費用はかかりません。


《ダンク校正マニュアル》
誤字を覚えよう
 「この字、間違ってますね」「あっ、ホントだ。何回も見たんだけどなあ・・・」。お客さまがお持ちになったカタログをさっとながめただけなのに、誤字が目に飛び込んでくることがあります。

 誤植のパターンをたくさん覚えていると、危険な字が出てきたとき「正しいか」ではなく「あの字になっていないか」と見ることができます。蜂なら蜂、横なら横、茶なら茶、内肉なら内肉、々麺なら々麺、週誌なら週誌、り出し物ならり出し物、量設計なら量設計、面入力端子なら面入力端子、熱防止センサーなら熱防止センサー、期待にえるなら期待にえる、古都をねるなら古都をねる・・・。調豆乳と無調豆乳はややこしいので要注意です。

 このパターンを増やすには、うっかりしそうな誤字に出会ったら、こまめにメモをとることです。1年もすればベテランと同じ「経験値」になれます。そうなれば、紙面(誌面)のこのあたりに何かありそうだ、とピンときます。

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