| あっ、待ってなくて結構です。どうぞ先に行ってください。ちょっと言ってみたかっただけなので…すみません。
さて、電通さんと我が社*は同じ広告業界でありながら、その役割はまったく違います。電通さんがTVCMやイベントという「空中戦」で消費者の目を引きつけるのに対し、我が社はチラシやカタログといった商品情報をより詳しく紹介する「地上戦」が得意です。
地上戦は、1人当たりの売上が我が社のウン十倍の広告代理店や経営コンサルティングの会社には、決してマネのできない(マネる気にもならない)戦い方です。広告提案にしても「靴下5足組の色がばらばらだと、片っぽに穴があいたとき使い回せないので、5足同じ色のも用意したほうがいいんじゃないでしょうかね」となんともセコいものです。
しかし地上戦でしか知りえない各種広告のイイトコを、提案や校正、制作に活かせるのは我が社の強みです。スポーツ用品カタログのシズル*感(元気はつらつ、若々しさ、楽しさ)をおもちゃのチラシに応用したり、「A地区の市外局番は来月から変更では?」と疑問を出して、「そんな細かいところまでよくご存じで」とびっくりされたり(タネを明かせば、別の会社のカタログ校正をしていて知ったのですが)。
*【我が社】 我が社をダンクに置き換えると、読み慣れた文章に戻ります(まあ、これはこれで趣きが)。
*【シズル(sizzle)】 肉を焼くときのジュージューという音のこと。商品の付加価値を消費者にイメージさせることができたら、セールスは成功するといわれています。保険なら安心(校正も)、宝石なら余裕。
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