AとBを反対にしてしまった! 疑問を出し忘れた! 曜日チェックをしなかった! ・・・初校からの誤りを、校正者が2人、3人とスルーして事故になった、というケースはごく僅かです。しかし、「最終訂正」でやるべきことをし忘れて、という事故は過去に少なからずあります。
時間に追われると、普段なら当たり前のことができなくなります。だから、“最終訂正はダブルチェックではなく、トリプルチェックをする”くらいの慎重さが必要です。
みんながあわてているときも、「司令塔」の窓口さんだけは落ち着いていましょう。指示モレは即事故となります。読み合わせをお願いするときも、「読み手の人はときどきわざと間違えてね」とマニュアルを念押しするくらいの「ゆとり」がないといけません。
作業手順を早口で伝え、最後に「急いで」なんて付け加えたら、もうアウトです。伝え忘れもあるでしょうし、訊きたいことがあってもピリピリしたムードだと、声をかけづらいので“だろう判断”する人も出てきます。
みんなが浮き足立っている、そんなときだからこそ、ゆっくり歩き、ニコニコして、「大丈夫だからね」という演出が必要なのです。
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