校正は、いくつ間違いが隠れているのか誰にも分からない、究極の「間違い探し」です。1つ見落としてもアウトですから、100点を目標にするのではなく、120点とるくらいの気持ちで取り組まないと、事故やクレームは防げません。
では、120点の仕事ってどういうものでしょう?
まずは見た目。ごちゃごちゃ書いてある校正紙は、すべての人にストレスを与えます。「たくさん書いてあるから、がっちり見てくれたんだろう」なんて思う人はいません。
次は書き方。字はゆっくりでいいので、ていねいに書きましょう。また、マーカーで色分けするとか、「決定的なもの」は大きく書くとか、すっきり見せる工夫も必要です。
そして中身。思い込みや錯覚で書いた赤字や疑問は、相手にとって大迷惑。そこで書く前に、机の向こう側に回って、もし自分が相手の立場だったら、その赤字を見てどう思うか、その疑問にどう答えるか、を考えてみましょう。立場をかえれば「無駄」が見えてきます。書きたいことが10あっても、誰もが納得する1つか2つに絞り込んでください。
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