株式会社ダンク
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パタパタは広告校正の税金
 予算の関係で校正会社が使えない、いい校正会社が見つからない、プロに頼むほどの内容でもない・・・などの理由で、「本来の仕事のほかに、校正も兼務している」という方は、たくさんいらっしゃると思います。

 赤字検版(赤字消し)のとき、修正個所だけを見て「はい、おしまい」とできればいいのですが、そうは問屋が卸しません。パンを買うとき「消費税」がついてくるように、広告校正にもパタパタという「税金」がついてきます。
 ですから、もしみなさんが「修正個所しか見ていない」としたら、そうとう危ない橋を渡っていることになります。価格変更や商品カットによって、連動していたツメ・コピー・画像などに矛盾が生じたり、4カ所に入れるべき修正指示が1カ所モレていた! なんてことはよくあります。

 内容を読み込みながらパタパタをしていかないと、赤字以外の場所で発生している問題は見つけられません。また、パタパタをしなければ絶対に見つけられないような、「こそっと書かれた赤字」が見つかることもよくあります。
 「言ってることは分かるが、なかなか忙しくて・・・」という方には、「数字と画像だけを合わせる方法」をおすすめします。文章チェックはできませんが、
数字や特殊文字(mmやkgなど)、画像はカンタンに化けますので、かなり有効な手段です。

ぱたぱた【パタパタ】 広告校正者必須のテクニック。赤字カンプと修正カンプをぴたっと重ね、パタパタとあおりながら、文字や画像が化けていないか、紙面全体をチェックすること。あおり検版など、名称多数あり。


《ダンク校正マニュアル》
読み手はわざと間違えよう
 読み合わせ校正での読み手の役割は、ニュースキャスターのように、原稿を一字一句正確に読むことではありません。内容の“常識チェック”をしながら、書き手が入力ミスを見つけられるように、工夫して読むことです。そして、ときどきわざと間違えましょう。

 ふつうに読んでいても間違えることはあります。でも、校正の初めに「ときどきわざと間違えます!」と宣言しましょう。こうすると書き手は、読み手がわざと間違えたとき「えっ!」と反応できなければバツが悪いので、気が抜けなくなります。

 地名・店名・人名などの固有名詞は、どんな字が使われているのかを書き手に伝えましょう。ヒロサキならヒロマエ ×)、トマコマイならトマコマキ苫小 ×苫小)、イヌボウサキならイヌボウサイ犬吠 ×犬吠)のように、わざとへんな読み方をして、書き手に注意をうながしましょう。

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