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外側5mmには書かない

カタログやパンフレットを作る際、数十社あるいは数百社から情報を集めて、その取りまとめをするのが「編集事務局」です。原稿や訂正指示のやり取りはファクスで行うのですが、これがなかなかの曲者(くせもの)。字が小さいとツブレ、薄いとカスレ端っこに書くと印刷されません。

ツブレやカスレは「あ〜でもない、こ〜でもない」と一応解読を試みますが、結局書き直していただくことになります(一番確実)。問題は端っこに書いてあるケースです。文字の3分の1でも見えればなんとかなります。しかし、 すっかり隠れてしまったら…誰もそこに「何か」があるとは思いません。

もし、訂正指示を書くスペースが十分にないなら、出力紙をひとまわり大きくし、その上で「赤字は、読みやすい字で、この線(端から5mm)の内側にご記入ください」と印字しておきましょう。お客さまにこの2点を留意していただければ、赤字を書き直していただくというようなお手間を取らせることもありませんし、広告の完成度はぐ〜んとアップします。

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《ダンク校正マニュアル》
カンプに引きずられないようにしよう

赤字の意味がはっきりしないとき、修正されたカンプを見て、「な〜るほど、そういう意味ね」って納得すること、ありますよね。100%納得できればいいんです。でも、99%だったら気をつけましょう。修正カンプに引きずられてはいけません。

校正者が理解不能の赤字を、どうしてデザイナーさんは直せたんでしょう? 「何かおかしい」と感じたときは、たいてい何かあるものです。追加訂正がデザイナーさんで止まっていたり、校正に届いていないメールがあったり…。

グレーな部分をそのままにしておくと、いずれ痛い目に遭います。だから、「どうしてこうなったんですか?」とすぐデザイナーさんに問い合わせましょう(優秀な校正者はフットワークもいいのです)。

事故が起きてから「ああしておけば…」と後悔し、同じ過ちを繰り返すのが普通の校正者で、事故が起きる前から「そうしておく」のがプロの校正者です。 

*【カンプ】 comprehensive layoutの略。デザインチェックや校正に使う、広告や印刷などの制作見本。

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