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おだいりさまは左側
毎年、ひな祭りの季節になるとドキドキしてきます。といっても、この時期に胸がキュンとなる思い出があるわけではありません。それは、ひな祭り用のケーキ屋さんやお寿司屋さんのポスターで、「お内裏(だいり)さまとおひなさまの並びが逆!」という間違いをときおり目にするからです。

一般的に、お内裏さまは「向かって左」が 正しく、広告校正のチェック項目にもなっています。結婚式の記念写真も、新郎は「向かって左」ですよね。調べてみると、もともと「向かって右」だったものが、昭和の初め頃、西洋文化にならって今の形になったそうです。だから、今でも古式にのっとったひな飾りは「向かって右」でいいそうです。

日本人形協会さんの公式サイトには、「いずれを用いるのも自由」とありますが、油断は禁物。トップページのお内裏さまはやっぱり「向かって左」になっています。危ない危ない。


《ダンク校正マニュアル》
価格は1字ずつ縦に消そう

わたしたちは電話番号を人に伝えるとき、「03」「5817」「3741」と区切って伝えますよね。その上最後に、書いたメモの復唱までしてもらう念の入れよう。間違えるはずがありません。「価格」を校正するときも、こんな工夫が必要です。

\19,800が\19,880だったとき、どうすればそのミスを確実に拾えるでしょう? まず声に出す。付け合わせなら小さく、読み合わせなら読み手に聞こえるように、「いち きゅー かんま はち ぜろ ぜろ えん」と声に出しながら、黄ダーマトで1字ずつ縦に消し込むのです。

1人目がこういう見方をして、ダブルチェックの人が「19」と「800」のように、カンマの前と後ろに分けて校正すれば、ひとケタ多い\198,000のときも、カンマの位置がおかしい\198,00のときも、確実に反応できるはずです。

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