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仕事を通じて学ぶことは、どれもこれも実践的で役立つものばかり。その中でも今回ご紹介する、あるクライアントさんのチェックシステムは、間違いなくNO.1です。
進行予定表には通常、「初校チェックは何月何日」「色校チェックは何月何日」しかありません。しかしこのクライアントさんの予定表には、商品ジャンルごとにチェックする時間まで組み込まれています。
チェックは「バイヤーさんにおまかせ」ではなく、その時間になるとバイヤーさんが販促部にやってきて、販促さん、バイヤーさん、校正者(私)の3人で行います。
まず販促さんが原稿を読み、バイヤーさんと私は校正紙を見ています。通常2人の読み合わせを3人で行うのですから、これは相当がっちり校正していることになります。原稿の明らかな間違いやNGワードの個所になると販促さんが、「“最適”はNGワードなので、“ぴったり”に変えました」というふうに、バイヤーさんに確認をとります。そして、ひと商品読み終えるごとに販促さんから私に、「何かありますか?」と声がかかります。
事前に常識チェックをすませておき、気になる点があればここで伝えます。「これから老眼鏡を買う方が対象だとすると、もうすこし若いモデルさんにしたほうが良いのでは?」とか「商品を人工芝の上に置いて撮影してますが、これだとキャンプ場というよりマンションのベランダに見えますが・・・」とか。これらの質問にバイヤーさんが回答し、次回チェックするときはすべてその通りに直っています。
バイヤー【buyer】 商品を仕入れる人。「寝具」「収納」「アウトドア」など、それぞれにバイヤーさんがいます。
バイヤーチェック【buyer check】 制作中の広告の「商品情報」や「シズル感」を、バイヤーさんがチェックすること。
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