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仕事を通じて学ぶことは、どれも役立つものばかり。その中でも、今回ご紹介する某百貨店さんのチェックシステムは、間違いなくナンバーワンです。
予定表にはふつう、「(月)初校出し (木)初校戻し」くらいしかありませんよね。しかしこの百貨店さんでは、チェック時間がバイヤー*さんごとに決まっているのです。
チェックは「バイヤーさんにおまかせ」ではありません。販促さん、バイヤーさん、校正(わたし)の3人で行います。予定の時間になるとバイヤーさんが販促部にやって来て、販促さんが原稿を読み、バイヤーさんとわたしは校正紙に誤りがないかを見ています。
原稿の明らかな間違いやNGワードの箇所に来ると、販促さんが「最適はNGなので、ぴったりに変えました」というふうにバイヤーさんに確認をとります。そして、ひと商品読み終えるたびに、「校正さん、何かありますか?」とわたしに声がかかります。
気になる点があればここで伝えます。「これから老眼鏡を買う人が対象だとすると、もう少し若いモデルさんにしたほうが良いのでは?」とか「人工芝の上で撮影しているので、キャンプ場というよりマンションのベランダに見えますが?」とか。これにバイヤーさんが回答し、次回の色校ではすべてそのとおりに直っています。
*【バイヤー(buyer)】 商品を仕入れる人。「寝具」「収納」「アウトドア」…それぞれにバイヤーさんがいます。
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