|
検版ミスの事故は、99%が赤字を修正した個所で起こり、残り1%が化けです。だからパタパタはざっくりでも、修正個所は時間をかけて確実に見ていきましょう。
そのやり方ですが、まずレ点チェック。赤字がごちゃごちゃのときは、レ点の代わりに赤字を黄ダーマトで消し込むという方法もあります(黄ダーマト以外はダメ)。こうすれば「見た赤字」と「見ていない赤字」がすっきり整理されるので、検版モレが防げます。
次は校正紙の消し込み。修正を確認したらその個所を黄ダーマトで消し込みましょう。その理由としては、「差替版の校正時に、基本版で変わった個所が一目で分かる」とか「次回の校正時に、先祖返りになっていないかが一目で分かる」などがあげられます。
最後はパタパタ。このときもう一度、赤字が正しく直っているかを確認しましょう。「ここはさっきがっちり見たから」とコレをはしょると事故になります。
せんぞがえり【先祖返り】 前回修正した個所が元に戻ってし まう化け。〈一例〉「再校データ」から「念校」を作るところを、「初校データ」から「念校」を作ってしまい、再校で修正した個所が念校に反映されていない!
|