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プロのプレッシャー

プロゴルファーが1メートルのパットを外す確率は、30%といわれています。こんなことをいうと、「なんだ、オレのほうがうまいじゃないか」と思う方もいらっしゃるでしょう。でもそれは、失敗しても笑ってごまかせるからです。

さて、校正の話です。印刷部数1000万枚のチラシや100万部のカタログで、もし見落としがあったら…笑って済む話ではありません。99点は0点と同じ。誤字の見落とし、画像の確認もれ、疑問の出し忘れ、ピクトの消え残しなど、たった一つのポカで評価はゼロ、いえ、その後の扱いはミミズやオケラやアメンボ以下になります。

ですから、もしみなさんが超特急の校正をかかえていたら、間違ってもプロに頼んではいけません。自分でやるか、手の空いてるどなたかに頼みましょう。パーフェクトしか許されないプロの要する時間は、みなさんの3〜5倍とお考えください。


《ダンク校正マニュアル》
赤字修正箇所は二度見よう

赤字検版は、1人目が黄ダーマト、ダブルチェックの人が黄緑ダーマトで行います。まずレ点チェック。赤字がごちゃごちゃのときは、レ点の代わりに赤字を黄色で消し込んだり、丸で囲む、という方法もあります。

「そんなことして大丈夫?」と思うかもしれませんが、黄色はオールマイティーなので大丈夫。でもダブルチェックの人は、黄緑なので小さなレ点だけにしてください。

次は校正紙の消し込み。1人目は、赤字どおりに直っているかを確認したら、そこを黄色で消し込みます。ダブルチェックの人は黄緑なので何もしません。

最後はパタパタ。ミスする人しない人の違いはここにあります。ミスする人は黄ダーマトで消し込んだところ(修正箇所)に来ると、さっきがっちり見たから大丈夫と決めつけて、先に進んでしまいます。

一方ミスしない人は、さっきがっちり見たけど大丈夫かなあと、ここでもう一度赤字どおりに直っているかを確認します。「赤は止まれ」、いえ、校正は「赤も黄色も止まれ」です。

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