チェック(校正)

印刷物のデータを作成するDTP業務では、レイアウト組版の作成や変更作業とともに、入力や修正の作業がおこなわれるため、入力ミスやコピーミス等に起因する間違い(ヒューマンエラー)が多数発生します。はじめの入力が誤っていることもありますし、はじめは正しく入力したにもかかわらず途中の修正で誤りが発生することも多々あります。これらをチェックし事前に誤りを防止するためには、下記の方法があります。

印刷物等のプルーフと原稿(元資料)との照合

  1. ①プルーフと原稿の読み合わせ校正

    二人の作業者がペアになって、片方が原稿を読み上げ、片方がプルーフの文字を追いながら原稿通りかどうかをチェックします。二人のペアでおこないますのでとても精度の高い方法です。

  2. ②プルーフと原稿の付け合わせ校正

    一人の作業者がプルーフと原稿を見比べながら、プルーフが原稿通りになっているかをチェックします。①の読み合わせに比べてやや精度は劣りますが、一人で作業ができるので合理的だという側面があります。

レイアウト組版変更時の修正チェック

  1. ③修正箇所がキチンと直っているかの校正

    一人の作業者が修正前のプルーフ(赤字)と修正後のプルーフを照らし合わせて、赤字が正しく直っているか、そして赤字以外のところが間違って修正されていないかをチェックします。赤字以外のところはチェックしなくてもいいような気がしますが、DTPオペレーションでは赤字以外のところを誤って変更してしまうというヒューマンエラーがたいへん多くなっています。

    制作の工程によって異なりますが、初校から校了までの間に、上記①~③の作業を組み合わせて、最終の印刷データを間違いのない状態にするのが印刷物のチェック(校正)作業の基本です。

印刷物以外にも応用可能

  1. そのほか、WEBページやデータベースなどのチェック(校正)作業においても、上記①~③の作業の組み合わせとなります。どのタイミングでどの作業をおこない、どのように組み合わせるのがもっとも合理的で精度が高くなるかはケースバイケースの判断になります。またどの項目をどのタイミングでどのように校正するかも、たいへん重要なポイントです。チェック(校正)の質を決めるのは、一見個々の作業者の注意力のみにかかっているように思えますが、これらの作業設計がキチンとできているか、そしてその設計通りに実作業が進んでいるか、業務の全体を設計・管理する能力がとても大切な要素です。

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